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2004年12月の日記


2004年12月28日(火)

* グレートグラップル2004 / プレイシティキャロット巣鴨店

 グレートグラップル2004に行ってきました。
 ビデオゲームフロアへの階段を降りると、鉄拳5用ライブモニターにファイターズヒストリーダイナマイト(FHD)の対戦が映し出されているのにまずびっくり。
 そして奥に進むと、さらにあり得ない光景を目にしてもはや笑うしかないという状態に。
 すげぇ、こんな10年前のゲームが5組も並んでるよ!
 アルカディアの取材も来ていたので、きっと来月号あたりに写真も載ることでしょう。必見。

 観戦だけのつもりで行ったのですが、成り行きでJEO君、猫さんと組んで俺も大会に出ることに。
「じゃあ、割とお手軽で強いカルノフかリー辺りで……」
「いや、しぐるどさんはクラウンでなきゃ」
「弱キャラじゃないか! それに溜めキャラはちょっと苦手……」
「それでも!」
 しぐるど(クラウン)、猫(リー)、JEO(レイ)のチーム「拳獣勢」結成。
 確かにキャラ的にはクラウン大好きなんでまぁいいか。勝ちポーズもかわいいし。

 本戦の前に余興のサムチャイ限定個人戦「全一お兄ちゃん決定戦」が行われる。
 余興とはいえ48人も参加して2時間ほどかかったんですが。
 とりあえず俺はこっちには参加しないので野試合に専念することに。
 実はFHDはいつもモアで見てるだけでほとんどやったことなかったけど、出るからには勝ちを目指す。
 基本を教わりながら練習していると、FAGさんが何やらがっくりした顔でやってきた。
「どうしたの?」
「一回戦の相手が上尾チームで、勝っても二回戦がアルカディアチーム……」
「……ご愁傷様」
 本大会の優勝候補と目されてるのが三チームあって、それがその二チーム+FAG・フク・ウチヤマチームなわけで。
 酷いクジ運だが純粋にクジだったので仕方がない。俺が見た限りではほぼ五分だ、頑張れ。
 慰めつつ、そういえばうちのチームはどこかなと気になったのでトーナメント表を見に行ってみた。見た。
 一回戦、アルカディアチーム。
 俺、乙。
 とりあえず、パーフェクトでは負けなかったとだけは記しておく。

 大会の結果は、FAGさん達の「新宿粘土勢」が惜しくも上尾勢に負けてしまい、その上尾勢もアルカディアチームに敗退。
 その後はアルカディアチームが力を見せつけ、大将のパチさんの出番が一度もないままに優勝。
 多分そのうち動画がアップされると思うし、DVDも発売されるみたいなので俺は買います。
 「新宿粘土勢」vs上尾勢の試合は息詰まる好勝負でした。買う価値あり。

 みんなで食事した後、上京勢(遠征勢との微妙なニュアンスの違いをわかれ)目当てにHEYに行こうかなと思ったものの、寒かったし疲れてたので大人しく帰宅。
 明日29日は行く。絶対行く。なので見かけても逃げたり石投げたりしないでください。


2004年12月25日(土)

* クリスマス

 物音で目が覚めた。
 テレビで見覚えのあるアニメがやっている。
 そうか、今日はぴちぴちピッチの日か。
 ウチヤマ邸に来るのが久しぶりだったのでこのアニメも随分見ていなかったのだが、なんと今日が最終回らしい。
 みんな固唾を飲んでじっと見守っている。俺も見てみた。
 理解不能、理解不能、理解不能。
 でもまわりは満足している。なんでだ。俺の脳がピッチ脳に改造されていないからか。

 自宅に帰ってから東方萃夢想の新しい体験版を落としてプレイしてみた。
 新キャラのアリスが楽しい。設置系キャラは大好き。
 連携とか色々練習してたら、気が付いたら朝になっていた。
 これから萃夢想勢になります。大会とか対戦会とかあれば積極的に参加してみるつもり。
 東方萃夢想、マジで面白いのでお薦めです。


2004年12月24日(金)

* クリスマスイヴ

 金曜だからいつも通りモアに行ってみた。
 普段からは信じられないほど人が少なかった。
 みんなどうせ予定ないくせにね。

 でも中には予定があったはずなのにぶっぱでモア来ちゃった人もいましたが。
 えらい怒られてたみたいだった。そりゃあねぇ。

 いたストSPができるとのことなので久しぶりにウチヤマ邸へ。
 CPU戦の待ち時間が長く、ミニゲームがつまらなそうで、見ている内に眠ってしまった。
 購入を検討してたけど暫く静観だな。


2004年12月20日(月)

* 遠征最終日

 前夜クソゲーをやりすぎてしまったために寝過ごした。起きたらもう午後1時過ぎ。
 前回も来たうどん屋でカレーうどんを食べ、銭湯に行って体を洗ってとしていたらもう夕方に。
 a-choについたのが6時頃。最後とばかりに関西勢と対戦。一部関東勢同士でもやったけどね。
 JEO君がキースさんと全一外道決定5本勝負をやって、全敗していた。外道vs外道は激しくクソゲーですね。見てる分には笑えて面白かったけど。
 片一方の台がレバーが2本刺さっているタイプで非常にやりづらかった。画面に正対するとレバーが斜めになってジャンプが暴発するし、かといってレバーに正対すると間合い感覚がずれてしまう。
 俺はあのタイプの筐体ではもうやるまいと思ったけれど、あれでも15連勝してしまうトモノさんはすごいと感心した。俺には無理だわ。
 やまさんが来てくれたのでリベンジするべく対戦。結果は1勝1敗。といっても気持ち負け気味。時間がなかったので仕方ないけれど、やまさんとはもうちょっと対戦して色々試したかった。
 2時間ほどして電車の時間が来たので、名残惜しかったけれど別れを告げてa-choを去った。

 大会の結果には非常に不満が残ってしまいましたが、今回の関西遠征は面白かったです。
 維新が終わってサムスピをやめる、って人もいるようですが、俺はもうしばらく続けたいと思っています。
 このゲーム、現行の格ゲーの内でもかなりバランスが良く読み合いを楽しめる良ゲーですし、正直まだまだやり込みも足りないと思いますので。
 ちょっとこれから忙しくなるのであまりゲーセンには行けなくなりますが、それでも行ける大会には行くつもりです。
 そんなわけでひとつ、今後ともよろしくお願いします。

 もうすぐ冬コミもあるわけですし、上京してくる地方勢もかなりいらっしゃると思うので。出来たら対戦したいです。


2004年12月19日(日)

* 格闘維新

 無事本戦出場権をゲットした我が「しぐるどナックルズ」。本来なら予備予選のない俺は昼まで寝ていてもなんら問題はないのですが、とれとれ邸に泊まった他の面子が全員予備予選に参加するというので仕方なく俺も一緒に出ることに。
 三条の駅からタクシーに分乗して会場であるみやこめっせへ。1階では「日本の文化を云々」って会が開かれていて、本当にこんなところでDQNの祭典格ゲー大会をやるんですか? などとちらりと思った。維新の会場は3階だったが、あれはいわゆる隔離政策というやつに違いない。
 1500円で入場券代わりのパンフ購入。早速見るとうちのチームが優勝候補最右翼として紹介されている。それはいいのだが、俺の枕詞が「不屈の破沙羅使い」になってて微妙に思った。それだとなんだか負けてばっかに見えるですよ。HKの紹介の誤植には笑った。
 会場に行った方、パンフと一緒に渡された怪しい絵本は必見ですよ。原作が原哲夫(北斗の拳の作者)なんですが、俺はトモノさんと読んで大笑いしました。すぐに捨てましたけど。
 文具さんとキースさんのいる受け付けを通過して会場内へ。おお、思ったよりも頑張っている。GGXXの対戦台が16組あるのを見たときはちょっと感動しました。これはもしかしたら予定通りの時間に終わるかも。
 もちろん、そんなの幻想に過ぎなかったわけだけど。

 予備予選開始。まずはトモノ・むつべ・川原のチーム「マットロックス」の応援。
 先鋒で出たトモノ先生が危なげなく3タテして勝利。流石。
 その後は見ていなかったけど、ほとんど問題なくマットロックスはそのまま予備予選を通過した。
 まぁ、本戦2回戦で蝿さんのスレイヤーにレイープされてしまったようだけど。合掌。
 ……ああ、GuiltyGearXX#Reloadの話ですよ? オガニー最高。とかなんとか。

 サムスピの予備予選。全部の試合は見られなかったのですが、応援し甲斐があったのはRYTHEM・Rare・ユウの「飛行爺 鷹と少女と 水柱」チーム。
 3人が3人とも仕事をしてて凄くいいチームだなと思った。誰が欠けてても予選敗退していたでしょう。
 みんなのモチベも高かったし。特に「絶命を喰らうぐらいなら負ける方がマシ」と言って相手が爆発するとゲージが切れるまでピクリとも動かないRareさんが、チームのためにと爆発中の相手に果敢に攻めこむ姿には、思わず目頭が熱くなりました。みなさん、もっと褒めてあげてください。本当に凄いことなんですよ!
 とれとれえもん。・川原・むつべの「カイヌマの分も頑張ります」とは当たりたくなかったのでこっそり負けてしまえとか呪ってました。予選決勝で危なかったのはきっとそのせいだと思います。でも勝ち抜きやがりました。ちっ。

 途中で何故か串田アキラのライブが開催。
 ゲーマー=アニメファンというわけではないのだけどなぁ。大分層が被っていることは否定しないけれど。主催者の趣味かしらん。
 ライブの後にサイン&握手会があったのですが、レイブンさんが先頭に並んで串田さんに熱く話しかけていたのが印象的でした。

 コスプレイベントも実施。
 男女それぞれの代表がステージ上で紹介されたのだが、女性代表はディズィーコスのしーどさんだった。下乳。そして首輪に鎖。
 男性代表は山崎竜二氏だったが、会場中の誰もが真のコスプレ王者はちゃーりーさんだと分かっていた。「ヤツは……本物だぜ。あれこそ真の漢の姿だ」との呟きを確かに聞いた。
 今回は普通のゴスロリ衣装だったが、冬コミまでにはなんとしてでもナココスを間に合わせると意欲に燃えていた。ちゃーりーさんはできる男だからきっと完璧な姿を披露してくれることだろう。
 Rareさんが発情してしまわないか、今から心配だ。

 いよいよ本戦開始。うちの一回戦の相手は謎のチーム「がんばりまっす」のあるふぁ・べーた・がんま。
 半ば負けを覚悟していたのだが、なんと相手が現れなかったために不戦勝となった。
 意外な結末に呆然としていると、FAGさんがそっと耳打ちしてくれた。
「JEO君がさっき会場前で必死になってその3人と闘ってましたよ」
 JEO君!
 そのことをトモノさんに教えたら彼も感動し「JEO君……!」と言葉に詰まっていた。分かってる、気持ちは同じさ。
 感謝の気持ちを込めて、二人して無言でJEO君の肩を叩いておいた。ありがとう、ゲームセンターJEO。
 勇者の働きにより「しぐるどナックルズ」1回戦不戦勝。

 続く2回戦、上がってきたのは予想通りやま・犬龍・カイの「裏切りもの@ばんプロ」チーム。
 組み合わせが発表されて話していたのだけれど、おそらくはこのチームこそがうちが優勝するにあたっての最難関。特にやまタムをいかに倒すかが最大の焦点になると予想していた。
 じゃんけんに勝って後出しを選び、向こうが出してきた先鋒はカイさんの覇王丸。こちらはあらかじめ相談していた通り、ここで勝って調子に乗ってくれとの期待を込めてトモノ雲飛を出していくことに。
 終了間際に七曜・日で踏みつけて跳ねたところをJ大斬りをもらうなど危ないところもあったが、先鋒戦はトモノさんが2−1で勝利。まずは1勝。

 そして向こうが出してきた中堅は予想通り雲飛に対して有利なやまタムタム。
 一進一退の攻防を繰り返して最終戦、タムの体力は残り1割、雲飛は1.5割。タムのゲージはなくなっている状況で雲飛が境地発動。
 雲飛はしゃがみ中斬りをガードさせて硬直が切れる瞬間に投げを重ねに行く。勝った、と思ったその次の瞬間。
 投げ無敵のパグナ・パグナで逆に雲飛が倒されていた。
 あの状況、投げがくるって読むことは別に難しくないけれど、わかっててもなかなかできるものじゃない。まさに神。

 トモノさんが破れてしまい、こちらの中堅には俺とHKさんのどちらを出すかを話し合った結果、「俺、大将になったら絶対ひよりますから」ということでHKさんを出すことに。
 相当に頑張ってくれたのだが、ところどころ漏れてしまったミスが原因でHKさんもやまタムの前に沈んでしまった。
 これで残すは大将の俺のみ。が、俺はタムタムに対する勝率はかなり良い。向こうの大将のミナも破沙羅が有利なわけだし、まだまだ逆転の目は存在する。

 一本目、丁寧に牽制をばらまき、ダッシュAに対しては確実に3Cで確反を取ってくるやまタムに苦戦。
 こちらも深当て投げをしたり、タムのバックジャンプに遠立ち大斬りを合わせたりして取り返していくが、最後はムーラ・ムーラで削られてしまいぎりぎりの勝負を落としてしまった。
 実のところ、俺はムーラ・ムーラの下段を小足で消すってのが出来ません。練習したことがないから。破沙羅有利だし、別に1ドットくらいいいだろと甘く見ていたのがここに来て響いてしまった。
 これでひよってしまったか、二本目はほとんど一方的な展開に。体力大幅リードされてしまい、最後はタムのバックジャンプをこちらもジャンプで追ってしまい撃墜されて終了。
 「しぐるどナックルズ」2回戦にて敗退。

 敗因は色々とあると思う。油断していたとか、緊張していたとか、やっぱりチーム構成を間違えたんじゃないかとか。
 試合が終わってしばらくしてから、「そういえばタムの遠立ちAには間合い外から遠立ちBで勝てたじゃん」とか思い出したときには凹みましたね。キャラ対策をなんで忘れてるんだと。
 関門だってわかっていたんだから、あらかじめフクにでもタムを使って貰って慣れておくとか、脳内で対策を練っておくとか色々すべきだったのに何もしなかった。
 前日のジョニー杯でJEO君に惨敗して、あれほど油断してはいけないと反省したはずなのに。反省がまったく活かされていなかった。
 せっかく、誰にも文句を言わせない「全一」の称号と現金(商品券だけど)を手に入れられる大きなチャンスだったのに。悔やんでも悔やみきれない。
 別に油断してなくても負けていたかもしれないけれど、少なくとももっとマシな動きが出来たはずだし、負けても納得できたはずだ。
 「俺は初心者かよ」ってセリフを本当にありえないミスをしたときに言うことがある。まさにその心境。メンタル面においてこの日の俺は初心者にも劣っていたと思う。
 別に野試合とかでまでそこまでぴりぴりする必要はないけど、大会では準備期間を含めてもう二度と油断しないようにしよう。時間を戻すことは出来ない俺には、そうする以外には何もできないのだから。
 チームを組んでくれたトモノさん、HKさん。仕事出来ずに本当にすみませんでした。

 さて。俺らが負けても大会は続く。
 準決勝からはステージ上で対戦。良い試合が目白押しだった。
 個人的ベストバウトは準決勝の「俺とお前と猪鹿課長」vs「ぺぺぺぺぺ@ばんプロ」の大将戦、JEO外道vs猪鹿課長幻十郎。
 外道が前転キャンセル烙印と見せかけて幻十郎の4Dを誘って、前転ノーキャンセル烙印を決めたのなんて非常に上手かった。
 ぎりぎりの間合いで桜花を乱射して前転烙印を誘っているところに、敢えて前転で潜り込んで獲物狩りの暗転で幻十郎の4Dの入力を打ち消してしまったり。
 課長も上手かったのだけど、この日のJEO君は本当に神がかっていた。

 ほかにも犬龍さんvsふせますたさんの全一ミナ決定戦とか。
 なんですか、あれは。アクションゲーム? あまりにサムスピっぽくなくてなんか笑えた。
 でもえらい神経使ってるんだろうな、というのは端から見ててもよく分かった。ああいうのはちょっとやってみたいかも。一度でおなかいっぱいかもしれませんが。

 決勝戦は……激しくJE道ゲーだったということで。
 「開幕前転烙印やるだろうなー」と思って見てたら本当にやって、それが当たった瞬間に「この試合はJEO君の勝ちだな」と確信しました。
 しかしまさかあんなクソゲーにしてくれるとは思わなかった。
 日本一を決めるような大会の決勝戦があんな試合なのか……。そりゃ、外道はああいうことも起こしうるキャラだけどさ。
 動画が公開されるのが楽しみでもあり恐ろしくもあり。
 そんなわけで優勝したのはJEO・シン・FAGの「俺とお前と猪鹿課長」チーム。おめでとうございます。
 まぁ、なんだかんだでモア勢が取ってくれてよかった。

 格闘維新と言えば複数タイトルの同時開催なわけで、サムスピだけでなくほかのゲームの試合もいくつか見ました。
 印象に残っているのはKOF2002の準決勝の大御所vsネモとか、ZERO3の準決勝のバルログ永久とか、SFV3rdのモニターで流れたほぼ全試合とか、GGXX決勝の酷いオガニーとか。バーチャはちょっとよくわからなかったです。
 メインモニタに映された試合だけでなくほかにも面白い試合はいっぱいあったんでしょうが、負けた憂さを晴らそうと野試合に必死になりすぎたためにほとんど見られなかったのが残念。
 第3回の企画もあるとのことなので、実現したらそのときはもっと他ゲーも見て回りたいと思います。

 大会が終わってとれとれ邸に帰還。
 さぁ、明日は早起きする必要もないしクソゲーすんぞ! ってことでとれとれが取り出したのは……「剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ」。黒歴史キタ━━(゚∀゚)━━!!!!
 もうね、話には聞いたことがあるけど誰も一度もプレイしたことのない伝説の作品にみんな大興奮ですよ。
 そして一度も対戦しないままに全8人のトーナメントで裏維新開催。キャラはとれとれが勝手に「お前はこいつな」と決めていった。
 キャラと組み合わせは以下の通り。
 とれとれ(つむじ風の臥龍) vs JEO(七坐灰人)
 曲者(乱鳳) vs しぐるど(十六薙夜血)
 トモノ(覇王丸) vs ようかんマン(花房迅衛門)
 元住T.O(吉野凛花) vs だもぽ(九葵蒼志狼)
 っていうか、維新速報かわら版50-63を見てください。
 いやぁ、実に面白いゲームでした。1000円ぐらいまでなら金出す価値はある。俺は後日探して買います。
 乱鳳が特に楽しい。このキャラは2段ジャンプや空中ダッシュ、ホバリングが可能なんですが、2段ジャンプ→ホバリング→ボタン連打でその場に停滞、でほとんどのキャラの攻撃が当たらなくなります。
 一発削ったら60秒間ガン逃げ安定。ジャンプ斬りで落とそうとピョンピョン跳ねるCPUが必死すぎてプゲラです。
 とにかく全般的に頭悪すぎ。制作者は何らかの薬をキメていたと思われます。「空とぶ、ホヘーッ!」なんて技名は初めて見た。超必が「飛んでけ、ウケケッ!」で潜在が「飛んでけ、ウケケッ!!」なのもどうかと。
 思わず明け方近くまでこの魔性のゲームで遊んでしまった。そして意識を失うように就寝。
 ちなみにJEO君は俺らが寝たあとも一人で3時間ほどもこのゲームを研究してたらしい。今度はこのゲームで全一を取る気か。流石は勇者。


2004年12月18日(土)

* ジョニー杯

 ムーンライトながらに乗って、朝8時頃に京都着。
 京都観光に回る組とは別れて、ジョニー杯参加組はそのまま大阪入り。
 開店を待って早速アビオンへ……と思ったが、まだ誰もいないだろうということと、アビオンは100円だからということでまずはモンテで調整することに。
 入ってみるとサムライの台付近には誰も居ない。こんな時間だし仕方ないか、と思いつつ辺りを見回してみると怪しいものを発見。なんですか、この見たことないKOFは。なんか2004って書いてあるんですけど。
 海外の海賊版らしいんですが、水辺のステージがあるんですけど背景の女性達がほとんど全てトップレス。端の方にいるヤツにいたっては全裸の上に羽織ったコートをバッと開いたり閉じたりしてるんですよ。当然丸出し。痴女め。
 ちゃーりーさんがそれはそれは嬉しそうに写真を撮ってました。

 だもぽから関東と関西のレバーの違いについて話を聞く。正確にはモアとその他のゲーセンの違い。
 なんでも現在の主流は4方向レバーなのだが、モアのレバーは8方向レバーなのでほかのゲーセンに比べてコマンド入力し易いらしい。
 だもぽは本当にこんなことばかりよく知っている。
 JEO君が「烙印出ないっすよ」と嘆いていたのでちょっと触ってみた。単にメンテの問題なのではなかろうか、とちょっと思った。2P側はそんなに悪くなかったし。
 昼前ぐらいまでモンテで軽くやってアビオンへ移動。こっちはモンテと違って凄い人だかり。
 そうそう、こういうのを期待していたんですよ。普段出来ないような相手と沢山対戦するぞ!
 いたのはほとんどがトライ勢だったわけですが。俺ははぐれメタルを探してるんだ、メタルスライムはいらん! でも対戦はするけどね。
 そのうちに各地の侍勢が続々と集まってくる。どんどん集まってくる。まだ集まってくる。
 最終的にジョニー杯の参加者は90人超。人多杉。

 野試合も随分待たなきゃできないし、俺も含めた遠征勢の荷物が邪魔で人の通行に支障をきたしていた。
 前者は仕方がないにしても、後者はもうちょっと自分たちでなんとかするべきだったと反省した。
 俺もあのときはお祭り気分で「まぁいいや」で流してしまっていたけど、それではいけないのだと思う。もっと各自の意識を改める必要があるのだろう。
 堅苦しいことを書いてしまったけど、実際に一般のお客様に迷惑がかかっていたわけですし。もしその方々が店の方に苦情を出されたら、今後こういった大会を開くことも難しくなるだろうから。

 色々とトラブルもあったけれど大会開始。
 俺のブロックは1回戦がガラコさん。それはいいけど、2回戦が川原かJEO君の勝った方、そして3回戦が恐らくとれとれえもん。というダメなブロック。
 ガラコさんには調子悪いながらもなんとか勝ったものの、続く2回戦でJEO君にぼこぼこにやられてしまった。
 ここんところ野試合で勝ち越してて油断してたのがまずかった。一試合中に四回も前転烙印喰らうとかあり得ない。そりゃ負けるわ。
 優勝したのはトライの閑丸使いアクツさん。有望な成長株だとは思っていたけど、まさか優勝してしまうとは正直思っていなかった。おめでとうございます。
 準優勝がタムから狂死郎にキャラ替えしたプーロさんで、3位が同率でふんじさんとHK炎邪。5位が闘劇2位のでぐちさん。
 個人的にはふんじシャルの恐ろしさを関東勢以外も認識してくれたようなので満足。
 以前も書いたかな、キャラ相性の関係もあって個人的にはトモノ雲飛よりもJEO外道よりもふんじシャルのが驚異です。

 大会終了後は時間も押していたので慌ただしく焼き肉屋へ移動。
 二部屋へ別れるようだったので、面子を見極めてやかましそうな方は避けておいた。賑やかなのは嫌いではないけれど、度を過ぎるとちょっとね。
 後で聞いたのだけど、やっぱりもう一つの部屋の方は凄かったらしい。読み通りだ。
 まったりと歓談しつつ肉を食う。隣でトモノさんがむつべを押し倒してたりしていたけれど、いつものことなので軽く放置。灰皿が昔は肉だったものでいっぱいになっていたりもしたけれど、それも気にしない。
 せっかくの機会なので地方の方々と色々と話したかったのですが、割と人見知りする方なのでなかなか話しかけられず。自分から話を振るの苦手なので。それだけがちょっと残念でした。

 アビオンに戻ってまた対戦。ある程度人が減ったので昼よりは対戦できた。
 ジョニー杯にはいなかった犬龍さんがいらっしゃったので対戦しておいた。
 ふせますたさんとは若干違うタイプで戸惑ったが、2勝1敗でなんとか勝ち越し。
 その後お話させてもらったが、「地元のD破沙羅さんはダッシュを仕込んでおいて、ミナの屈中を見てからダッシュABですかしてくるんですよ。あれ辛いです」などと自分からミナ対策を教えてくれた。明日の維新で当たる可能性が非常に高いというのになんていい人だ。
 いい人だったので、「シニマブイに反応できないんですよ」とか「ミナの武器飛ばしはダメージ高いから怖いです」とか、嘘を吹き込むのはやめておいた。

 今回も宿泊先はホテルとれとれえもん。8人ぐらいで泊めさせてもらった。非常に助かりました。ありがとう。
 近所の銭湯で一日の疲れを洗い流した後は、クソゲーをプレイすることもなく明日に備えて早々に就寝。


2004年12月17日(金)

* 出発

 現地で会う方々、よろしくお願いします。
 では、行ってきます。


2004年12月16日(木)

* 格闘維新に向けてあれこれ

 いよいよ目前に近づいてきました。
 実に楽しみです、裏格闘維新QMA2店内対戦大会。
 或いはEFZでも東方萃夢想でもいいけれど、グレートグラップル前哨戦だけは勘弁な。勝てる気がしないから。
 あ、ちなみにQMAは現在大魔導師9級です。大窓になってから決勝が遠い……。

 ところで、俺は人の顔と名前を覚えるのが非常に苦手です。
 大変失礼なんですが、ばんちょ杯などで会ったことがある方でも忘れてしまっている可能性が多分にあります。
 大目に見ていただけると助かります。

 トーナメント表を見て。
 まず一回戦があまりに正体不明で不安で仕方ありません。あるふぁ、べーた、がんまって。
 どこぞの組織の怪人っぽくもあり、そうならば勇者ゲームセンターJEOにしか勝つことは不可能。うちらはかませか。
 真面目な話、うちのチームは決して弱いチームではないのだけどコロっと負けそうな気がしてならない。
 二回戦も相当厳しそうなだけに、初戦でなんとか調子に乗っておきたいところ。


2004年12月15日(水)

* 水トライ

 維新前に髪でも切っておこうと思って美容院へ行ってきた。
 ほら、優勝者インタビューとか多分あるわけですし。

 JEO君からとある情報を聞き、モアへ行くつもりだったのを急遽変更してトライへ行くことにした。
 道中、トモノさんにも連絡を入れておく。
「なんでも課長がトライに来るらしいよ」
「あいつバカじゃないの?」
 まったくだ。
 それとも実はひっそり都内に住んでいるのかもしれない。シン邸の押入辺りに。


2004年12月13日(月)

* 月モア

 モアについて、4Fを覗いたがデモ画面が流れてたのでまずは3FのQMA。
 今日は上級3級まで上がった。大魔道師までは特に問題ないっぽい。
 ところで個人的には賢者の称号よりも大魔導師のそれの方が魅力的なのですが。ポップは格好良いよなぁ。

 シンさん、トモノさん、konさん、猫さんと対戦。
 トモノさんが猫さんに五段狂落斬と、被境地中の立ちBを喰らって死んでいた。
「トモノさんは弱いですにゃー」と言われて頭を抱えるトモノさんは面白かったが、維新のチームメイトであることを思うと激しく不安だ。
 ここはひとつメンタルケアとして、「猫さんのフェロモンのせいだからしょうがないよ」とでもフォローをいれておくべきだったか。


2004年12月11日(土)

* QMAメインで。

 昼前にトライへ。こんな時間からゲーセンにいるのは久しぶり。
 しかし前夜しっかり寝たとはいえ、所詮はシートの上。体のふしぶしが痛く、だるい。
 サムスピ対戦するには辛いと見て取り、レジャランへ移動してQMA2(クイズマジックアカデミー2)をやる。
 連コ厨になる。このゲーム、この店では最初の1プレイ目は200円なのだがコンティニューは100円なのだ。
 1000円ほど突っ込み、初級2級から中級3級へランクアップ。コンティニュー100円だと安く上がって助かる。
 Heyへ。まだみんなサムスピをやっていたので乱入。勝てる。が、連勝すると疲れる。どうもやっぱり疲れが残っているようだ。よって再びQMAへ。
 中略。上級8級へランクアップ。今度は頭が痛くなってきたのでまたサムスピ台の方へ。
 行ってみるとほとんど人がいなかった。残ってたカイさんに聞くとみんな帰ってしまったとのこと。なんてことだ。
 仕方がないので空いてる席に乱入。20連勝したところで放置を喰らって、最後はCPU天草に絶命が当たらずに終了。
 いい加減に腹も減っていたので、せっかくだからとカイさんとじゃんがらラーメンを食ってから帰宅。


2004年12月10日(金)

* 金トライ。はじめてのめり込み

 ガチで対戦してくれる、とのことなのでモアではなくトライへ。
 モアでは対戦できないキャラの対策を立てておきたかったので。具体的には閑丸&ミナ。
 ついてみるとかなりの人数。早速乱入してさくっと快勝。そのまましばらく連勝。
 ふと、ギャラリーの会話の中に聞き覚えのある名前を見つけた。
「関西のカイさんが来てるよ」
 な、なんだってー。
 慌てて見回してみると確かにいる。キャラも茶色い覇王丸。
 一人でわざわざ秋葉原まで来るとはなんてモチベの高さだ。モチベ勝負ではモア勢に勝ち目はまるであるまい。課長を除いて。名古屋―東京間の定期マダー?
 ニヤニヤしながら超真面目に対戦。ばんちょ杯で得たvs覇王丸戦のコツを思い出しながらやってなんとか勝利。
 破沙羅vs覇王丸は気持ち破沙羅有利な感じ。とにかく丁寧に戦って、時間切れ勝ちを狙うようにすればいけると思った。

 アクツさんの閑丸には色々とわからされてしまった。閑丸つれーよー。
 空中戦も地上戦も勝てないものだから、あとは騙しでごまかすぐらいしかないかな? 時間は残ってるので対策考えよう。
 なに、無印のときに比べれば(←前向きになれる魔法の呪文)

 ふせますたさんのミナ。対策がわかった。
 相手が境地出せる状態になったらジャンプ。屈ABをミスってくれる。安定行動は神への祈りだ。
 ミナ戦は相手の呼吸を読むことが最重要かな? スンガンのタイミングを読んで大斬りを差し込みたいところ。

 紅白戦も一応実施。……すみません、同じチームだったみなさん。まるでやる気ありませんでした。
 隣の野試合台でさぁ乱入するぞとスタート押した瞬間に「しぐるどさん、出番です」と呼ばれりゃ、そりゃ萎えると。
 貴重なvs閑丸戦の経験値が〜。
 などと考えている間にあっさりとだもぽにぬっ殺されて負け。

 トライ閉店後はHey、レジャランと梯子。
 翌土曜日も秋葉に来るつもりだったために、Heyが閉店になった時点で帰るのが面倒くさくなり、めり込み勢に混ぜてもらうことを決意。
 はじめてのめり込みにドキドキ。「モア勢うざいんだよゴルァ」とかいびられないかと不安だったのは秘密です。

 俺もよく利用する居酒屋チェーン店「海峡」へ。人数が多いので座敷組とテーブル組に別れる。俺は座敷組。
 まずは唐揚げとビールで乾杯。「海峡」へ来たら唐揚げは大安定行動です。覚えておきましょう。
 で、まぁ色々と話をして。H・Kが、自らがいかに出来ない男かということを存分に証明していました。H・Kは実に出来ない男だ。

 海峡のあとはアイカフェ。個室ブースの漫画喫茶といったところか。
 なるほど、これはいい。自分のプライベートスペースを確保できるのが素晴らしい。今度からいざというときには利用しよう。
 EFZ勢。対人戦はほとんど初めてというふせますたさんを丁寧にパーフェクトで惨殺してさしあげた。獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすと言う。その後ふせますたさんが俺とEFZで対戦してくれることはなかった。
 ATCさんとも対戦。むぅ、俺がなまっているというのもあるけど、ほとんど対人戦したことないわりにはATCさんかなり上手い。やり込んでいるようだ。
 なかなか白熱して、EFZをまたやり直してみようかという気にちょっとなった。なんだかんだでいいゲームですし。
 と、満足していたらふせますたさんに仕返しとばかりにあすか120%でエロい殺され方をした。ヒドイや、俺が一体なにを。
 その辺りで体力が限界に近づいたので自分の席に戻りシートに丸まって眠る。


2004年12月7日(火)

* 格闘維新関連あれこれ

 まずは。
 祝! 「しぐるどナックルズ」本戦出場決定!!
 ぎりぎりで枠内に滑り込むことに成功しました。小細工を弄した甲斐がありまくり。
 ヤッタヨー。コレデ朝寝坊デキルヨー。
 でも予備予選も見てみたくはある。

 そろそろ本格的に調整に入ろうかと思っています。
 手始めに10日の金曜はモアではなくトライへ行こうかな、などと考えていたのですが……。
 金トライってフリプであるが故に、どうしてもガチでやる空気じゃないんですよね。
 でも維新の調整目的なのだからガチでやらなければ意味がない。ガチ台とかあれば大歓迎なのだけど、サブキャラやネタプレイばかりならモアのが断然練習になる。
 むしろ金モア、土Hey・トライとかが一番効率的なのかも? 人がいるならば。
 そのへんどうなんでしょう? などとこんなところで不特定に問いかけてみたりして。


2004年12月6日(月)

* 風邪の顛末

 土・日・月と寝込んでようやくなんとか一応の回復。
 いや、酷かった辛かった。38度9分の熱なんて数年ぶりですよ。平熱が35度台の低体温な人間なので余計に辛かった。いっそ殺せ。
 高熱、頭痛、関節痛、下痢、倦怠感。不幸中の幸いは、木曜に治しておいたおかげか喉の痛みが再発しなかったこと。
 とにかくなにも出来ないしする気も起きないので、ひたすらベッドで横になっていました。一日24時間の内20時間はベッドの中。
 食事はお粥かうどんの二択で、ポカリを鯨飲(ちなみにポカリスエットは「飲む点滴」を目指して開発されたらしい)。せっかくだからと桃缶なんぞも食ってみたりして、思う存分病人ライフを演出してみた。
 何事も経験であり、今後この経験が何かの役に立つこともあるだろうと思ったのだけれど……辛かったって曖昧な記憶ばっかりで細かいディテールが全部飛んでしまっているのは考えてみれば当然か。ろくに記憶が残ってやしない。

 しかし、まだ本調子ではないもののとりあえず熱も下がり、生き延びることが出来たっぽい。
 水モア行こうと思ってたけどやめようかな。ここでまたぶりかえしたら洒落にならんし。
 今回の風邪悪化の原因は、間違いなく治りかけで無理して金モアに行ったことだと思うので。
 考えてみれば酷い環境だ。人多いし、狭いし、換気も十分じゃないし、体力も頭脳も精神力も使うし。
 ゲーマーも体が資本なのかも。


2004年12月4日(土)

* 風邪悪化

 俺の屍を越えてゆけ。


2004年12月2日(木)

* 風邪

 へんじがない。ただのしかばねのようだ。


2004年12月1日(水)

* 格闘維新エントリー

 webエントリーが11月30日の24:00で締め切られると聞いて、大慌てで登録変更。チームメンバーが変わったので。
 俺が帰宅したときには既にトモノさんが新規でエントリーしていてくれていたのだが、そっちは削除してもらって以前に登録したのを変更しておいた。
 なんでわざわざそうしたかというと、「やっぱり参加できないので棄権します」ってチームが出た場合、繰り上げでうちが予選免除になる可能性があるから。
 朝9:30から予備予選開始だなんて、正直言ってやってられないわけで。
 楽をするための努力と策謀は惜しみません。

 そんなわけで。
 棄権するチームは早めに維新事務局のメアドまでご連絡を。
 いや、自分らのためだけでなく。イベントの円滑な進行のためにも無断欠席とかはなしの方向でお願いします。
 ちなみに事前エントリー受付〆切は12月5日の23時59分。12月3日以降のエントリーはパンフレットに掲載されないそうです。
 詳しくは格闘維新公式サイトを参照のこと。


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