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2004年6月の日記


2004年6月29日(火)

* サムライスピリッツ零 シングル戦 / 新宿スポーツランド中央口店

 これが蟹スポで行われる最後の大会になるかも? ということで用事を全てキャンセルして参加。
 平日の午後7時開始ということで、集まっても20人弱だろうなと思っていたのですが、予想を遙かに超えた48人参加。
 流石蟹スポ。関東において、蟹スポの大会は他とは違って特別なものだということがよく分かる。
 ブランドってのもあるのだろうけど、なんだかんだで愛されてるゲーセンなのだと思う。
 その大会がもう開かれない……。これはもうひたすらガチで盛り上げまくって、有終の美を飾るしか。
 トーナメント表を見ると、割と楽なブロックではあるのだけど二回戦でシンさんと当たる。そこさえ勝てればブロック決勝まではいけるかな? といったところ。

 一回戦。相手はRoAさんのリムルル。
 リムルルは無印の頃は楽だったのだけど、SPになって辛くなったという珍しいキャラ。直前の野試合でちゃーりーさんにも負けてるし、嫌な雰囲気。
 とにかく不意打ちにだけ気をつけて、あとは立ちAやダッシュAを見せつつ投げメインで立ち回って勝利。破沙羅のダッシュ投げは強いなぁ。

 二回戦。正念場、相手はシンさんの水邪……ではなくて。ゼニマチさんのリムルル。こう言っちゃなんだが、相当予想外。
 実は今回の大会、実力者が一回戦で続々と姿を消していたりする。シンさんのほかにも、ウチヤマ、JEO、フクといった面々がいきなり負けている。
 最後の大会ということで緊張したのかどうかはわからないが、何にせよ強敵が減り優勝のチャンス。
 平常心をキーワードに固めの立ち回りをして危なげなく勝利。シンさん、仇は取ったよ! と言っておいたが微妙な顔をしてた。

 三回戦、KARさんのミナ。ここまで勝ち上がってきたということはそれなりに強いのだろうけど、ミナかぁ……。破沙羅:ミナは7:3つけますよ、俺?
 一本目は調子に乗って影出をぶっぱしまくってたら負ける。むぅ、屈Bを振りたくなるタイミングを計ったつもりだったのだけど。
 反省して、二本目は真面目にやったらJABが二発ぐらい当たって所要時間9秒で勝利。
 三本目、またJAB当てて、投げて、鵺魂をガード不能で当てて勝負あり。所要時間はまたも9秒。
 JABが痛いからミナが勝つ可能性がないわけではないけど、やっぱりキャラ差が激しいでしょ、この組み合わせ。

 ブロック決勝、相手はぱいおにーさんの火月。あのぱいおにあワールドの能力者ですよ。
 ぱいおにーさんの前の試合は見ていたんだけど凄かった。相手がダウンしているわけでもないのに、図々しく災炎を3つ連続で溜めて即Lv3焦熱魂で放出。それを何故か相手は飛び越えようとジャンプして食らってしまい勝負あり。なんだそれ。
 飲まれたら負けるということで、自分のペースを心がける。一本目はぱいおにーさんの三角飛びに翻弄されて落としてしまったが、二本目三本目は中〜遠距離をキープして対応型で。最後は何もさせずに勝利。

 決勝リーグ。今回はブロックを抜けてきた3人の代表によるリーグ戦。勝敗だけでなく、ラウンド数も考慮に入れるのでその辺の計算も必要になってくる。
 決勝に残ったのは、しぐるど破沙羅、HK右京、FAG半蔵の三人。ある意味一番やりたくない相手二人なんですけど。
 まぁ、絶対無理というわけではないし。ベストを尽くしてみましょうか。

 決勝リーグ第一試合は俺vsHK右京。右京は破沙羅にとって天敵と言える相手(だと思う)。しかも俺は右京との対戦経験があまりない。それは相手も同じだろうけど。相当厳しい組み合わせ。
 一本目、とりあえず無印の頃と同じように遠距離から影騙しで翻弄、たまに本体が飛び込むという戦法でいってみる。燕返しで撃墜されなかったら、深当て投げorスカし投げで。
 が、やっぱり通用しない。影騙しに騙されず、本体の時だけしっかり対空してくる。中間距離での燕待ちもスライディングで崩されたりして一本目は取られてしまった。
 二本目、今度はダッシュ投げを多めに。一本目で気付いたのだけど、右京の牽制は確かに早くて長いが、それだけに破沙羅のダッシュ無敵で抜けやすい。
 牽制の垂直JABが当たったり、小足燕をミスった隙に遠立ちABを入れたりして、今回は楽勝かと思っていたら。怒りB燕で4割ぐらい減らされて一気に瀕死に。しかもこっちが画面端。
 迷わず境地を発動したところ、右京は牽制を出そうとしていた。一閃は潰される可能性があるなと考え、刺し足で踏んでなんとか一本取り返す。
 最終戦。やっぱりダッシュ投げメイン。二本目を取られてHKさんも焦っていたのか、俺有利で瀕死にまで追い込めた。あとは鵺魂一発で殺せる体力。
 投げから鵺魂を発動して、ダッシュで近づき6Dで表裏二択を迫ろうとしたら、6Dを立ちAで潰される。って、アレ? ということは? 立ちAの隙に鵺魂がヒットして勝負あり。接戦の末、かろうじて俺が勝利。
 後で聞いてみたところ、最後の立ちAは怒り爆発をしようとして同時押しをミスったらしい。なるほど。

 続く二戦目は、HK右京vsFAG半蔵。これは……確かFAGさんがランランしようとしたものの、ことごとくHKさんにかわされてたような。ともかく2−1でHKさんの勝利。

 最終戦、俺vsFAG半蔵。この一戦で優勝が決まる、かもしれない。
 状況を整理すると、俺が勝てば文句なしで俺の優勝。0−2で負けるとFAGさんが優勝。1−2で負けると全員がポイントで並ぶのでまた最初からやり直し。
 1−2で負けるのが一番面白いな、などと一瞬思ったものの。ギャラリーもそれを期待してたんだろうけど、空気読まないで勝ちに行きますよ当然。
 一本目。普段からモアでやり慣れているのでこちらの思惑にはまってくれない。半蔵シフトを敷いたつもりなのだけど、その外側からちくちくとやられている感じ。焦ったところに屈ABとかも食らったりしてピンチ。
 困ったときのダッシュ投げ、ということで頼ったら結構食らってくれた。普段はダッシュ投げ狩りの屈ABを誘ってガード後遠立ちAB、とかやってるから裏の裏の裏が当たった、ということか。やってるときはそこまでは考えてなかったけど。
 ともあれお互い瀕死で端〜端ぐらいの距離。日和ったのか爆炎龍を出したところを見逃さず、影出を差し込んで一本目先取。それを待っていたのですよ。
 二本目。一本目の負けで心が折れたかFAGさんの動きが若干悪くなったような。比べて俺は大ハッスル。頭骨割りでタイミングをずらして友引とか、色々やりまくって有利に試合を進める。
 JAB深当て>立ちABの連続技の途中に半蔵が身代わりの術で割り込み、したはずが破沙羅が出していたのは何故か立ちABではなくて屈Bで、身代わりの術をガードできて遠立ちABが確反になった、などという怪しげなこともあった。俺が屈B出したのは無論暴発です。ポコロコか俺は。
 我慢できなくなったか、半蔵は怒り爆発。真モズは食らってもいいから最悪でも屈ABだけは食らわないようにとガードを固める。
 たまたまこっちが投げることが出来て、そこからガード不能鵺魂を狙ったが失敗。おろおろしていると真モズを食らってしまった。まぁ良い。これで向こうの怒りは消えた。
 ダッシュAを一発当てれば殺せる体力なので、武器を取ることは諦めて素手で立ち回る。向こうもわかっているのかダッシュAは食らってくれなかったが、別に当たらなくても体力リードしてるのはこっちなのでこのままなら時間切れ。最後は半蔵がダッシュ投げに来たところを垂直ジャンプでかわし、隙に刺し足で踏んで勝負あり。

 というわけで。26日に引き続き、蟹スポのシングル戦二連覇を達成。
 今回の大会はくじ運に相当恵まれた&周りが勝手に落ちていったおかげという気もするけれど、優勝は優勝。俺は意外と大会に強いタイプなのかも。
 そろそろ勝つとウザイと言われるようになってきた。いいことやね。
 まだまだ課題は山積みなのだけれど。この勢いのまま、ばんちょ杯も頑張りたいところ。


2004年6月28日(月)

* 動画解説 / sp20040627sigurudo(basara)_vs_uchiyama(genjyuro).mpg

 流浪人茶屋余り読めていなかったで公開されている、6月27日に行われた組み手イベントでのしぐるど破沙羅vsウチヤマ幻十郎の一戦。
 見づらいと思いますが、何かの参考にでもなれば。

0:00 組み手なのにいきなりか、と萎えつつも気合いを入れる。動画撮るし。
0:13 2Bと前転雫刃、光翼刃が怖いので開幕は様子見。
0:19 遠立ちBでの牽制から鵺魂を出したが、ちょっと近すぎた。
0:21 桜華を飛び越える。光翼刃が怖かったのと、ちょうど位置が良かったので刺し足を出してみた。
0:23 前転友引の失敗で鵺魂が出る。が、相手が反応して後転三連殺を出していたので鵺魂がヒット。友引なら負けていた。ラッキー。
0:29 投げから鵺魂を出したが、ディレイ起きあがりでタイミングをずらされる。起き攻めどうしようかとうろうろしてたら投げられた。
0:33 垂直Jで牽制してたら三連殺が下をくぐっていった。刺し足で踏めたかもしれないが見逃した。
0:46 前転友引がまた鵺魂に化けた。今度は隙に立ちCから三連殺を食らう。
0:54 距離が離れたので遠立ちABをぶっ放し。体力差もついてるし、こういうのを当てていかないと勝てない。後転でかわされたけど反撃もないし問題なし。
0:59 相手の起きあがりにあわせてバクステ空刺し。最速入力ではないけど、十分見えない中段。ガードされたら死ぬけど、負けてるので積極的に。
1:03 鵺魂発動>すかし小足>鵺魂がヒットしたが、同時押しミスで遠立ちABが出なかった。が、ともかく逆転。残り10秒。逃げる? それとも倒す?
1.07 前後ダッシュ&ダッシュ騙しで翻弄し、隙をついて鵺魂を撃つ。ここまでの流れで3秒稼げた。鵺魂を盾にしつつ残り7秒逃げるか?
1:08 前転が見えたので雫刃を警戒してバックジャンプ。したら光翼刃だった。博打に負けて一本落とす。冷静に考えれば前ジャンプがベストだったか。

1:27 ダッシュ投げ潰しの不意打ちを出されたがしっかりガード。投げで反撃。
1:29 ディレイ起きあがりを読んで、ディレイ鵺魂。
1.30 前転起きあがりで鵺魂はかわされたが、ちょうどめくれる位置なので刺し足で狙いに行く。
1.31 これは幻十郎側のミス。あの位置なら破沙羅が幻十郎に空対空で負ける要素はほとんどない。痛い痛いJ大をプレゼント。
1.32 画面のズームで見えづらくなっているのを利用してダッシュBの中段を重ねる。ダッシュ投げと読んでいたか、伏せていたところにヒット。
1:36 いいタイミングで大斬りを出され体力5割を一気に失う。相当有利に試合をすすめていたのが五分近くにまで。
1:37 大斬り後の心理的な隙をついてすぐに鵺魂。剣気も大幅に減ってるし、図々しく攻めに転じる。
1:38 光翼刃を空振りした隙にダッシュ投げを決めようとしたが4Dでかわされる。反撃は遠立ちABがベストだったが、判断を誤った。
1:40 投げすかりの隙に立ちCから三連殺、が光翼刃を暴発させてくれた。今度は見逃さず遠立ちABで確反を取る。
1:45 あと一撃で勝てる状況。とはいえここからでも負けられるキャラなので慎重に。最後は三連殺潰しの2Bが見事ヒットして一本取り返す。

1:56 牽制の遠立ちBがダッシュを潰してくれた。初段の発生は意外と早いんです、この技。
1:59 影騙しから鵺魂。この辺は定番のパターン。
2:00 鵺魂の下をダッシュでくぐってきたからダッシュAで迎撃、とか思ってたら投げられた。
2:03 前転起きあがりをすると画面端から逃げられるが密着してしまい、立ちCの中段、三連殺のめくりが怖いのでその場起きあがりを選択。
2:05 出が早く、持続が長い3Cを連続で食らう。攻めたくなるところを上手く潰されてる。
2:07 何故か大追い討ちをミスってくれたので嬉々として友引で投げ……何故また鵺魂に化ける。
2:12 桜華をガードしてしまった後は大斬りや三連殺、屈Bや立ちCやダッシュ投げが怖い。とりあえず様子を見ていたのだが、向こうは向こうで破沙羅の大斬りが怖かった様子。
2:14 大斬りを食らわないように、前Jで画面端からの脱出を計ったが、最初様子を見ていた分遅れて菖蒲を空中で食らってしまった。しっかり大追い討ちまで入れられる。
2:19 頭骨割りで投げすかりを誘ったのだが、間合いが微妙にずれていたのか幻十郎がしていたのは4D。多分4CD。
2:20 4Dを見て思わず立ちCを出したが間に合うはずもなくガードされる。
2:25 鵺魂と三角降りを絡めた連携を狙ったが、深当てをミスって何も出なかった。出ててもガードされてたっぽい。
2:30 再びダッシュ騙しから鵺魂。しかしもう分かられているのか最速で潰しに来られた。もう少し踏み込まれていたら潰されていた。
2:31 ダッシュABを空振りして萎縮しているところをダッシュ投げ。
2:33 鵺魂出しておいてダッシュから影吸い。実はこの対戦の前にダッシュから影吸い騙しというのをやっているので何か技を出してくれないかな、と期待したがダメだった。
2:38 光翼刃の隙に投げを入れようとして立ちCが暴発。本来なら大斬りを入れる場面だったので幻十郎思わず爆発。
2:49 爆発ガード不能鵺魂で確実にダメージを取りに行く。これであとは小足2〜3発で殺せる体力。
2:51 遠立ちABは間に合わないタイミングだったのでダッシュAで攻め。実のところ、俺は爆発鵺魂からの遠立ちABは苦手です。
2:55 ジャンプや不意打ち、後転三連殺などを狩れるA地刺し。たまに出すとタイミングずれて当たってくれるのだけど、しっかりガード。
2:57 小足で刻んでラストはバクステ空刺し。これも最速ではないです。なんとか俺の勝ち。

 こうして見ると、当然のことながら常にベストの選択が出来ているわけではないなと。
 ラストだって空刺しで博打するよりは、屈Aで刻んだ方が確実だったはず。(小足は不意打ちに負ける。爆発MAX不意打ちは超痛い)
 あとコマンドミス多すぎ。友引が一回も出ていないってなんなんだ。

<7月2日 2時47分追記>
 したらば動画スレで言及されている、刺し足をガードされた後の光翼刃について。
 えー、まぁ正直なところそこまで深く考えていなかったというのが事実なんですが。
 普段の対戦でも使ってるけど、あまり光翼刃で反撃されたことってないので。
 ダメージ、めくり性能ともに刺し足は優秀な技なので、使える限りは使っていきたい。
 よって、とりあえず一回出してみて反撃されないようならその後も使う、っていうスタンスでいます。
 光翼刃食らってもカスヒットなら全く気にならないですし、痛い部分が当たっても一回なら必要経費の範疇。
 そんなわけで相手次第、状況次第というのが結論かと。

 光翼刃を空刺しで潰すのは確かに可能ですが、よっぽど見え見えの場合か、よっぽど追いつめられていないとやりません。
 見てからでは間に合わないので博打になるし、どう考えてもリスクリターンが合わないので。


2004年6月27日(日)

* サムライスピリッツ零 2オン2大会 / 新宿スポーツランド中央口店

 ランダム斡旋で行こうかとみんなで話していたのだけど、どうもカニスポの大会がやばいらしいぞ、という噂を耳にしてガチで行くことに決定。
 最後の2オン2で変なチームはやっぱり嫌だし。
 そんなわけで、毎度お馴染みとなったしぐるど&トモノのシグルドナックルズ結成。
 カニスポに到着して、トモノさんにエントリーしておいてくれるよう頼んで俺は野試合。
「じゃあ、エントリーよろしく。未来への遺産、とかいいなぁ」
「オーケー、了解」
 トーナメント表にあった名前は、何故か『シグルドナックルズ〜怒りのメガトンパンチ〜』になってました。
 なんでもファミコンのキングコング2のサブタイトルらしい。知らないからー。なんでこんな無駄知識ばっかり持ってますかこの髭は。
 シグルドナックルズ、いきなり解散の危機。

 一回戦の相手ははやし@リムルル&元住T.O@我旺の『谷保が全一でFA!?』。んなわきゃーない。
 俺が先鋒で出て二タテして勝利。はやしのリムルルは一生JCの厨房ムーヴだった。ばーや。

 二回戦、4Dはじめますた(ふせますた)@ミナ&ろみ@我旺。チーム名は失念。
 再び俺が先鋒で出て、再び二タテ。
 遠距離で影出をぶっぱなしてみたら、ミナがたまたま前進しているところでめくりヒットした、なんて怪しげなことも。
 きっと後ろでトモノが怪しげな念力を使ったに違いない。

 三回戦、極楽太郎使いきみくん(ウチヤマ)@水邪&大蛇丸使いまさくん(フク)@タムタムの『天外魔境真伝勢』。なら俺らはキングコング勢ですか。ないな。
 破沙羅はタムタムに強いけど水邪は微妙。雲飛は水邪に有利だけどタムタムに弱い。
 こんな相性があって、つまりはジャンケン超重要。
 気合いを入れまくってジャンケンに臨んだものの、負け。当然のように後出し権を取られた。もうだめぽ。
 相談して、雲飛でタムタムとやるよりは破沙羅で水邪とやった方がマシだろうと判断。俺が破沙羅を選択すると、出てきたのは予想通りウチヤマ水邪。
 ……なんか勝っちゃいましたよ? ウチヤマは勝てない相手ではない。とか言ってみる。
 気が非常に楽になり、続くフクタム戦へ。タムタム相手なら遠距離で鵺魂撃ってから、適当に影騙ししたり刺し足で踏んでいればいいや。
 などと思っていたら鵺魂をことごとくダッシュABで潰される。そして影騙しには全く引っかかってくれない。
 ヤバイ、この男、破沙羅戦というものを知っている。無印のときにさんざん対戦したからなぁ。
 結局ペースを掴めなくて負け。残ったトモノ雲飛に儚い希望を託す。
 一本目はあっさり取られたものの、二本目は逆にあっさり取り返す。
 そして三本目、タムタムが境地を発動。昇りJABの中段を食らった後、追撃が来る直前まで待ってから怒り爆発、被打撃を一発ですましたのは上手かった。
 その後、低空七曜からのJAB深当てをガードさせ、投げの裏の選択肢の絶命がヒット。勝利。
 なんか勝敗が当初の予想と全く逆だったけれど。キャラ相性だけでは計れない。

 四回戦、準決勝。相手は川原@我旺&ふんじ@シャルロット。
 じゃんけんに勝利して後出し権ゲット。ふんじシャルが出てきたのでトモノさんに出て貰う。シャル嫌い。
 ふんじグラデーションにだけ注意するようにアドバイスして、一本は取られたけどなんとか逃げ切って勝利。
 そしてvs川原。……なんだ、このノリノリの我旺は!? 非常に我旺っぽくない。
 ひっかきまわされてトモノ敗北。境地を発動したところを4フレの持続で投げるとかいってますらお過ぎた。
 続く俺も全く対応出来ずにいいようにやられる。大斬りとか相当食らった。最後は中間距離で鵺魂を出したところを見逃さす突かれて負け。
 冷静さを取り戻せなかったのが敗因か。落ち着いて小技メインでちくちくやっていれば勝てるだろうに。最後の方、大斬りぶっぱばかりだったもんなぁ、俺。
 シグルドナックルズ、準決勝にて敗退。

 三位決定戦。相手は鳥フル@水邪&ユウ@雲飛。
 ユウさんの雲飛は初見だと負ける可能性が高いので、柏で対戦経験のある俺が先鋒で。
 作戦が当たり見事勝利。と言いつつちょっと危なかったけど。慣れたトモノ雲飛と違うので、どうにもやりづらい。
 鳥フルさんの水邪には大幅に勝ち越し中。これは大丈夫だろうと思っていたら。
 大斬りと翔月を食らいまくって負け。普段、そんなファンタジーはしない人なのに。クソゲーにされてしまった。ファンタジーに弱いな、俺は。
 でもトモノさんがきっちり勝ってくれてシグルドナックルズは3位入賞。

 ちなみに優勝したのはうちを破った川原@我旺&ふんじ@シャル。
 大将戦、川原vsむつべの動画は公開されているけれど、大斬り連発、逢魔に会わせて兜独楽とかやってるくせに、最後の最後、投げとみせかせて境地発動を狙わせてダッシュCとかやってる辺り上手いなぁと思う。

* サムライスピリッツ零 組み手イベント / 新宿スポーツランド中央口店

 闘劇覇者ウチヤマと、今一番強いと言われるJEO。この二人に集った挑戦者達が延々と乱入し続けるというイベント。
 本当はこういうの、都心の有名人が地方へ遠征したりしてやるものなんだけどね。この二人なら金モアへ来れば高確率で対戦出来るし。
 開始直前になって、どんな風に進行するのかとか進行役のカイヌマに質問していたら、いつの間にか俺が初めに乱入するということになってしまっていた。なんか俺の後ろにずらっと並んでるし。
 しょうがないので、動画撮り筐体にいたウチヤマさんを選択。動画撮ってることだしとガチで行ったら勝ってしまった。カイヌマに「空気読めてない」と言われる。しょうがないじゃん。
 本当は二人の前に屍の山が築き上げられた後に、「先生、お願いします!」「どぉ〜れ」ってな感じで、着流しに懐手で登場したかったのですが。

 もう一回列に並び直して、今度はJEO君と対戦。
 ダッシュ投げがダッシュCに化けたところを前転烙印で掴まれたりして敗北。同時押しムズイヨ。

 結果としては、ウチヤマさんが勝率77.7%、JEO君が81.2%だったかな?
 他ゲーの同様のイベントと比べると低い勝率だけど、それはサムスピにライトユーザーが少ないせい。今やってる人はみんなそれなりに強い。
 それと疲れが出て最後の方で負けを重ねたせいか。始まってから20分くらいは二人ともほとんど負けてなかったはず。
 イベント終了後の二人はぐったりしてた。お疲れさま。


2004年6月26日(土)

* サムライスピリッツ零 シングル大会 / 新宿スポーツランド中央口店

 優勝しますた。
 桃太郎電鉄3大会inウチヤマ家で。
 いやー、頑張った。キングボンビーを一度も背負わなかったのが大きかったね。
 特急カード買い占めてガン逃げが強い。桃鉄は立ち回りが重要な良ゲーということでFA。
 俺的にはカルドセプト2(DC版)も推すのですが。誰か対戦しませんか。あ、Catanも面白いね。

 それはさておき。
 いつものように金モア後に収容されたウチヤマ邸から出発。
 野試合をやってみるものの、さっぱり勝てなくてげんなり。
 ちょっと荒れたが、できあがったトーナメント表を見て気分が良くなった。
 一回戦、二回戦ともに骸羅相手というのは癒し効果MAXに近い。
 周りを見ても厳しそうな相手はいない。これは相当いいブロックに入ったんじゃないか?
 そろそろ俺が優勝する番なんじゃないの? 気合いを入れ直してみた。

 一回戦、相手はみやびねこ君の骸羅。
 野試合で調子が悪かったことだし調整を兼ねて立ち回ってみようかと思ってたら、画面端に追いつめられ組天井を上手く使われて接戦を落とす。
 反省して、二本目からは地刺し振りまくりの骸羅シフトにチェンジ。
 骸羅相手にまともに立ち回る必要はないんで。というか、つきあったら負ける。
 シフトが有効に働いて、最後は遠立ちABが決まって楽に勝利。
 これがキャラ相性の差ってやつですねー。クソゲーにしてやったですにゃ!

 二回戦、vs松原光子さん@骸羅。女性プレイヤーで骸羅使いというのはレア中のレアじゃなかろうか。
 じゃんけんに勝って有利な1P側を選択。
 vsみやびねこ戦と同じように「おいおい、ちょっとやりすぎじゃね?」ってぐらいに露骨なシフトを引いて一本取ってさらに相手瀕死。
 怒り爆発して、相手飛び越えて着地に中斬り重ねてきたところを絶命で抜けて絶命勝利。
 少しは接待やろうかなとちょっと思わないでもなかったけど、大会だし本気でやるのが礼儀かなと。
 ……そりゃ、絶命は余計だったかもしれんが。ギャラリー受けも狙いたかったのです。許して。

 三回戦、vs土方さん@蒼月。骸羅二連戦の次は蒼月ですか。またまた3:7の組み合わせじゃないですか。
 基本に忠実に小足・屈Aで固めつつ、不意をついてダッシュ投げ。屈ABが来そうなところでピンポイントで飛び込んで一本先取。
 二本目はちょっと危なくなったけど、最後は月光を撃つタイミングを読み切って博打影出を決めて勝利。

 準々決勝ベスト8。vsアジン@火月。そろそろキャラがきつくなってきた。
 アジン君はぶっぱが上手いし、俺はぶっぱに弱い人なので出来れば当たりたくなかったのだけど。
 近距離戦は分が悪いと感じたので、中距離以降でうろうろと隙を窺う。
 影出ポイントを見逃さないようにしつつ、たまにダッシュAで突っ込んでちょっとひっかきまわしてすぐ離脱するヒットアンドアウェイ先鋒。
 これが功を奏し、ほとんど体力を奪われることなく一本目先取。
 で、同じように二本目も立ち回ってみたら。なんか完全勝利しちゃいました。What's happened アジンBoy?

 準決勝、vs奈良@半蔵。
 いつもモアでやってるし、一応俺が勝ち越してる(そのはず)なので落ち着いてやればいいかなと。
 というか、勝率がどうこう以前に奈良さんはワールドを展開してくるので自分をしっかり持たないと負ける。落ち着くことが最重要。
 基本的には破沙羅有利の組み合わせ。無理に攻めずにぶっぱと反確の強斬りメインで立ち回り。
 上手くいって強斬りが決まりまくった。一本目ラストは相手のバックジャンプを見て着地間際を遠立ちABで刈り取り先取。
 二本目終盤、鵺魂を出したところで半蔵が境地を発動。爆発ガード不能鵺魂を当てるのに失敗したものの、境地は凌ぎきる。
 ラストはバックジャンプを読んで昇りジャンプABを当てて勝利。今日は読みがなかなか冴えてる。
 久しぶりの決勝進出ですよ。ここまで来たら優勝するしか。

 さあ、いよいよやってきました決勝戦。相手は修学旅行先の沖縄から帰ってきたばかりのJEO君@外道。やっぱり来たか。
 相当強い相手ではあるのだけど。破沙羅:外道は恐らく5:5。しかもギャラリーはみんな俺の味方。「やっぱり外道ゲーか」とみんなを萎えさせないためにも負けるわけにはいかない。
 一本目は画面端で固められ、弾きを使う勇気を奮えなかったがために瀕死にまで追いつめられる。
 最後は昇りジャンプABで外道サマーに相打ちを取ったものの、外道の体力が僅かに残り負け。一本目を取られる。
 二本目。無敵ダッシュで牽制を抜けつつ投げたり、ジャンプしてサマーを誘って空刺しで潰したり、昇り刺し足の中段、牽制遠立ち中の先端をジャンプABで狩るなどの対外道戦術をフルに駆使して取り返す。
 最終戦、前ジャンプABで斬りつけに行ったら、前転でくぐられて獲物狩りを食らう。まさか開幕から狙ってくるとは思ってなかったので油断してた。
 武器が飛んで、体力の半分を失った。いきなり大ピンチ。「やっぱり外道ゲーになってしまうのか……」というギャラリーのため息が聞こえた気がした。
 が、この程度で諦めてたら無印破沙羅なんて使ってられなかったわけで。
 ダッシュAとダッシュ投げを使ってなんとか武器を奪い返し、遠立ちABを気合いでぶち当てて外道の体力を残り六割程度にまで削る。
 破沙羅の体力は残り三割程度。そろそろ頃合いかと感じ、怒り爆発。
 それからジャンプABと遠立ちABを連続で当てる。というか当たってくれた? これはJEO君日和ってるんじゃね? いける!
 遠立ちABを当ててすぐに前ダッシュ。ダッシュ投げの布石は既にさんざん見せている!
 絶命奥義を発動した瞬間、外道の屈Aが出てるのが見えたときには思わずガッツポーズが出ましたね。
 完璧なシナリオでの絶命勝利。決まったときには周りが全部大歓声に包まれたし、みんなが祝福してくれました。いやぁ、気分良かった。

 どんな試合だったかは後日公開される予定の動画をご鑑賞ください。特に決勝戦はマジで格好良いと自画自賛できる試合なんで。
 とか思っていたら、録画ミスっていたらしい。ジーザス。俺の晴れ舞台が。
 ま、また優勝すればいいだけの話ですけどね。などと強がってみる。
 ……うん。また優勝しよう。やっぱり優勝するのは気分がいい。

 というわけで。サム零無印とSP通して、初めてシングル戦優勝できました。
 長かった不遇の時代が、ようやく……。
 応援、祝福してくれた方々、どうもありがとうございました。


2004年6月18日(金)

* 金モア

 何故か身内が少なく、一見さんばかりだった日。
 ちょっと物足りないなとか思ったものの、冷静に考えればあれでさらに普段の面子が加わってたら人口密度がとんでもないことになっていた。
 なかなかうまく出来ている。

 本日の調子は最悪の一言。本気で泣きたくなるほど動けていなかった。
 後半になると多少はマシになったけれど、対戦してくれた相手に申し訳ない、あんな動きを晒してしまって恥ずかしいと思ったほど。
 A影騙し出そうとして立ちAを3連続で空振るとか恥ずかしいから。
 「後ろに歩きながら竜巻旋風脚だよな」などと思わず基本に立ち戻ってしまった。

 ししゃもさんの狂死朗がプレイヤーセンスを主張してて感心した。
 経験積めばもっと強くなりそう。モアは対戦環境いいんでまた来てください。
 でも影騙しには騙されるままでいてください。

 閉店近くになってようやく調子がまともに。それと同時に身内も増えてきた。
 11時過ぎになって来た全一様に前転影出2連発とかやって心を折って。
 そこそこ満足して閉店。最初は酷すぎたが、最後はそれなりにいい動きが出来たかな。やっぱり集中力重要。

 閉店後、新宿から一時間強かけてkonさんの家まで歩く。
 途中で食ったラーメンは美味かったが、腹が膨れたせいで猛烈に眠くなり、我慢できずにスキル「夢遊病」を発動。病?
 方向を定めて歩きながら5秒間ぐらい寝て、1秒起きて方向修正、また5秒間歩きながら寝てを繰り返し。
 結構簡単なのでLet'sチャレンジ。でも出来れば使わず素直に普通に寝れ。
 千鳥足でなんとか歩ききりkon邸に到着後、一分で眠りに落ちた。何しに来たのさ。


2004年6月15日(火)

* モア

 本日の教訓。
 ゲーセンに行くときは長袖を着よう。

 これから秋になるまでの間、俺の最大の敵はクーラーに決定。
 俺は元々クーラーって苦手で、家でもあまりつけないんですよ。
 なのに今日モアに行ったらガンガンに効いてて酷い目にあった。
 寒さのあまり入力精度が鈍って、反応速度が落ちて、集中力が欠ける。鳥肌立ちまくり。
 せめてダッシュぐらいは意図した通りに出てくれ。ボッ立ちしたら死ぬぞー。
 あ、死んだ。というわけですごすごと退散。凹み。

2004年6月13日(日)

* サムライスピリッツ零SPECIAL 5オン5大会 / トライアミューズメントタワー

 用事を必死で片づけた甲斐あって、なんとか参加可能に。
 ただし、その代償として睡眠不足のパラメータ異常が付与。まぁ、いつものことか。

 15時開始予定なので多少野試合でもやろうかと13時過ぎに顔を出してみたものの、まだ人が少なく誰もプレイしていない。
 昼飯もまだなことだし丁度いいかと思い、久しぶりにじゃんがらを食す。角肉・味玉入りがお気に入り。
 隣に親子連れが座っていてやたら和んだ。父親が替え玉を頼んだのを見て、「ヒナも替え玉ー!」とか言ってるの。まだ小鉢に麺残ってるのに。アキバのラーメン屋でほのぼのするという貴重な体験をさせてもらった。食べ終わった後も元気よく「ごちそうさまでしたー!」と言ってくれたし、その一瞬だけアキバの淀んだ空気が清められたようでしたよ。心なしか店員の「ありがとうございました!」の声も大きかった気がする。微笑ましいね。君に幸あれ。
 腹も膨れてトライに戻る途中、ソフマップに何やら人だかりが出来ていたので覗いてみた。ハイパーオリンピックの100メートル走大会!? やばい、超出たい。定規でこすって怒られたい。だが俺はトライに戻って大会前の調整をしなければ。涙を飲んで通り過ぎた。

 トライに戻ってみるとそこそこ人が増えていたので早速野試合。一瞬ランダムやろうかなーと思ったものの、真面目に破沙羅で。
 5連勝したところでイベさんのナコルルに止められたものの、その次に乱入したらあれよあれよという間に18連勝。おお、調子いいな俺……って、大会前に2台しかない内の1台独占ってもしかして空気読めていなかったかも。練習したかった人、ごめんなさい。

 大会参加チームはなんと計13チーム、65人。まさかこんなに集まるとは。
 うちのチーム「クソゲーにしてやるですにゃ〜」(フク・シン・kon・ふんじ・しぐるど)は一回戦シードで二回戦から。ラッキー。けど待ち時間が長くてだれる……。
 一回戦で注目のカードは「川原一族の野望〜野望、マジやばい〜」(川原・川島・ちゅうべえ・ようかんマン・ボビさん)(編注:カイヌマ・FAG・ウチヤマ・飯綱=むつべ・川原の変名)vs「JEO PROJECT」(JEO・レイブン・ギムねま!・死神・ししゃも)
 JEO外道を川原一族が破れるか、という辺りが焦点だったわけですが。空気を読めないJEO君が次鋒で出てきて5タテして終了。大将で待ちかまえてろよー。
 JEO君に一人食われるたびに「やばいんじゃないの? やばいんじゃないの?」と言って、結局全員食われてしまったときの「あ〜あ」という会場の雰囲気はやるせなかったというか。クソゲーですにゃ! って誰かが言ってた。

 さて二回戦。ようやくうちらのチームの出番。相手は一回戦で「久慈暴走流年寄り組@平均年齢30歳?」を倒してきた「浪速大学医学部キャリバー課」。ソウルキャリバーの大会と勘違いして来てしまった方々。らしい。今日は大会どころかキャリバーの筐体すら存在しませんが何か。
 先鋒kon羅刹丸、次鋒シン水邪、中堅ふんじシャルでみんな仕事してくれて勝利。すみません、詳しい試合内容は覚えてないです。
 本当は俺が中堅で出る予定だったのだけど、相手がアジン火月でやりたくなかったからふんじさんに変わってもらったのが功を奏したか。まぁ、普通に考えて火月相手なら破沙羅よりシャルの方がやりやすそうだわな。
 印象的だったのは、konさんvsパイオニアさんの試合でやたらとリセットがかかりまくったこと。「これがパイオニアワールドか!」と実況されてたけど、なんて便利なスキルなんだ。俺も欲しい。絶命当て損ねたときとかに使うから。
 一回戦シードだったから、一回勝っただけでもう準決勝進出。楽だね。

 準決勝に残った四チームを見てみると、
「JEO PROJECT」(JEO・レイブン・ギムねま!・死神・ししゃも)
「トップブリーダー推奨 ボイドインフィニティ零SP」(HK、たけ、ふせますた、鳥ふる、トビ)
「元住T.O」(元住T.O・π住T.O・元往T.O・元住T.Q・元住+.O)(編注:塩澤、赤靴、はやし、元住T.O、いさをの変名)
「クソゲーにしてやるですにゃ〜」(フク・シン・kon・ふんじ・しぐるど)
 以上の四チームで、先日に優勝予想で挙げた四チームからようかん勢を抜いてうちのチームを入れた形。
 本命が消えてしまってはいるが、ある程度順当といったところか。

 準決勝第一試合、「JEO PROJECT」vs「ボイドインフィニティ」。初戦はなんといきなりラスボス格同士の対決、JEO外道vsHK右京。
 注目の一戦。だったのですが。すみません、OUT FOXIESに夢中で全く見てませんでした。このゲーム、面白すぎた。
 ジャス学のボーマンに似たデカイ黒人バーナード・ホワイトがお猿のドゥイーブを虐殺する様を見て癒されている内に、HK右京が勝った模様。その勢いを維持したまま五人抜きで「ボイドインフィニティ」が勝利。したらしいです。HK右京つえー。

 そして準決勝第二試合、「元住T.O」vs「クソゲーにしてやるですにゃ〜」。
 自分で言うのもなんだけど、そこそこ見応えのある注目の一戦……のはずだったのだが。
 当事者達がOUT FOXIESに癒されすぎたこと、そして隣で野試合やってたことから無茶苦茶だれた。お前ら準決勝なんだからもうちょい集中してやりましょうよ。俺も含め。
 俺は中堅で登場。向こうの次鋒はやし、中堅いさお、副将塩澤と相手がだれてる隙をついてあざとく連破させてもらった。
 なにげに俺は相当あざといんで。vs塩澤戦とか露骨。ラウンド間に塩澤さんが煙草に火をつけようとしているのを見て、速攻でデモ飛ばしてみたりもした。筐体横並びが良いと思うこともたまにはある。
 しかしながら大将赤靴様に同キャラ戦でワールドを展開されて負け。なんかお互いに強斬りしか振ってなかったんですけど。クソゲーにされたですにゃ〜。
 でも頼りになるチームメイトふんじさんがきっちり勝ってくれてチームとしてはうちらの勝利。決勝進出。

 決勝戦、「ボイドインフィニティ」vs「クソゲーにしてやるですにゃ〜」
 中堅で出た俺は、同じく中堅のトビさんにペースを握られてあっさり負け。仕事出来ませんでした。トビさんはどうも苦手だ。
 その後、ふんじさんがなんとか大将HK右京を引きずり出してくれたものの、今日のHK右京は強かったということで。
 はい、うちらは準優勝止まりでした。無念。
 でも準優勝商品のプッカが美味かったんで癒された。税込み105円で癒される心。安上がり。

 その後紅白戦をやるというので折角だから参加することに。勝てばジュースを奢って貰えるということだし。
 17人ずつトビチームとHKチームに別れて、俺はトビチームの13番手。眠かったので出番が来るまで隅っこの方で寝てました。
 起きるとなんだかうちのチームがだいぶ有利になってる。なんでもヤマハさんとたけさんが随分頑張ってくれたようで。JEO外道を既に撃破済みってのにはちょっと驚いた。たけさんGJ。
 んで、俺はキャラ相性差で鳥ふる水邪と川原我旺を撃破。お祭りだしってことで我旺さまの首を飛ばしておきました。
 そして大将HK右京を引っ張り出したわけですが。三本目が相討ちになって最終戦にまでもつれ込んだものの、結局負け。
1.破沙羅は右京に対して相性が悪い。
2.普段対戦する身内に右京使いがいないため、対策が出来ていない。
3.そもそもHKさん自身が超強い。
 敗因としてはこんなもの。精進が足らんね。
 アジン君がHKさんを倒してくれて紅白戦は我らがトビチームの勝利。川原に奢らせたデカビタは実に美味かった。


2004年6月11日(金)

* 金モア

 懐かしき魂の故郷モアへ帰還。
 50円になったことを聞きつけたのか混みまくり。無印のときと同様、人の流れを阻害する位置に筐体が配置されているので、狭くてしようがない。
 けど、何故か非常に落ち着いた。やっぱり俺のホームゲーセンはここだわ。

 破沙羅の調子がますます良い。安定してきた。
 大斬りを狙う相手と、騙しを狙う相手と、固めを狙う相手。それぞれの区別が分かってきた気がする。
 半蔵なんかは露骨に大斬りぶっぱがいい感じ。固めや騙しはそれほど有効ではないし、大斬りをガードされても反撃が安く済むから。ダッシュC>小追い討ち? 安い安い、必要経費。
 やってて改めて確信した。破沙羅は強キャラ。

 外道、火月、幻十郎といった辺りにちょっと負けたが、今日の勝率はまずまず。
 ふはははは、モアでのサムライというと負けの記憶ばっかりだが、SPでの俺はちょっと違うぜ。

 とか調子に乗ってたら、FAG半蔵に爆発剣気MAX屈AB>大追い討ちとか食らって7割減らされて負けた。
 無印の頃のまんまでした。ランランされた……。

        rー、
    」´ ̄`lー) \
    T¨L |_/⌒/ ← FAG
     `レ ̄`ヽ〈
       |  i__1
     _ゝ_/ ノ
      L__jイ´_ )
        |  イ
         |  ノ--、           r'⌒ヽ_
        ゝ、___ノ二7  /´ ̄l、_,/}:\
         |ーi |   l_/ /__ィ::.  ゝ~_ィ´:; ,ゝ
        __〉 {      (T´ |1:::.  \_>、};;_」
       'ー‐┘       ! ` ̄''ァ一、\ ヽ}  ← しぐるど
                   1  ヽ   .:::レ  ヽ、
                |_イー-、_;;j|_:.   ゝ、
                __,,,... -- |. {―――‐フゝ、  〉 -- ...,,,__
        _,, -‐ ´       ,r|__ト,    1ニノー'´       ` ‐- ,,_
    , ‐ ´         └―

 日曜のトライの5オン5ですが、俺は色々と忙しく、行けない可能性が大。
 面白そうなんだけどなぁ……。
 もし万が一行けたら、シン、フク、ふんじ、kon、俺で組ませて貰う予定。もしくは斡旋で。

 5オン5の優勝予想でもしてみた。

【本命】ようかん勢(川原、カイヌマ、飯綱=むつべ、ウチヤマ、FAG)
 5人全員が5タテを期待できるほどの実力者。固いキャラが多く、事故の危険性が低いのも高評価。
【対抗】秋葉連合(塩澤、赤靴、はやし、元住T.O、いさを)
 塩澤。このジョーカーを持ってるだけで優勝候補に上げられる。しかも他のメンツも波に乗れば異常な攻撃力を発揮する。一プレイヤーとして見た場合、一番当たりたくないチームと言える。ただし、ようかん勢に比べて事故る確率がいささか高い。
【穴】トライタワー常連(1軍)(HK、たけ、ふせますた、鳥ふる、トビ)
 安定したチーム力+HK右京の爆発力を評価。
【穴】池沼(レイブン、JEO、不明、不明、不明)
 JEO一択。ジョーカーその2。ランランルーに日和らなければ一人で全勝もあり得る。

 組み合わせ次第でわからないけど、まぁこんな感じで。


2004年6月9日(水)

* 水曜HEY

 ブックオフで大量に仕入れた文庫本で肩を軋ませ、昨夜わずか1時間しか寝ていないためにしょぼつく目を擦りながら、久しぶりにHEYへ。
 雨が降っていたもののなんか知らんがやたらと人が多かった。5台もあるのに対戦するにはちょっと待たなきゃならない状況。
 しかもレベルもかなり高い。って、身内ばかりなのだけど。新宿勢+秋葉(HEY)勢+αといったところ。

 赤靴様の動きからヒントを得てJEO君を萎えさせてみたり(JEO君はダッシュ投げが見えない)、塩澤火月にいいようにやられてちょっと真剣に火月対策を考える気になったりと得たものが多かった。
 広いしメンツも充実しているし、いいところだ秋葉HEY。また来よう。

 と思っていたらモアがようやく50円1プレイになったと聞いた。
 さらばHEY。もう来ることもないだろう。アディオス。

* 和風Wizardry純情派

 以前からネットの一部で話題になってるので、既にご存知の方も多いと思うのだけれど。
 和風Wizardry純情派に激しくはまりました。
 おかげでこの二日は酷い寝不足に。後悔してないですけど。

 現代日本にウィザードリィのダンジョンが突如として出現したら? という設定のファンタジー恋愛小説です。
 パーティを組んでのダンジョン探索。剣と魔法によるゴブリンやオーク達との命がけの戦闘。
 生死をともにしている内に生まれては消えていく恋愛模様。
 迷宮と探索者たちを取り巻く経済。企業。
 突如として突きつけられる無慈悲で理不尽で冷酷な死。
 それら全てが混ざり合い、絡み合っています。

 なにがいいかって、とにかくリアルなのがいいです。
 日常がしっかり描写されていてキャラに感情移入させてくれるだけに、そのお気に入りのキャラがあっさり殺されてしまったときは本当に沈みます。
 が、どんな人間でもあっさり死ぬ可能性がある、というのがこの街のリアル。なにせ、主人公ですら死なないとは限らない。そしてそれ故に物語は説得力と重厚感を持っています。

 シオドア・スタージョンというSF作家が述べた「スタージョンの法則」というものがあります。曰く、「SFの90%はクズである――ただし、あらゆるものの90%はクズである」
 ネット上には一次二次を含めた素人小説が星の数ほど存在します。そのほとんどは最初の1行を読んだだけでそれ以上読む価値なしと断ずることが可能なほどのクズだというのは残念ながら事実。
 しかし、読む価値があると思わせる作品はごく希に存在しますし、さらには金を払ってでも読みたいと思わせるものも――奇跡的な確率でではありますが――存在します。
 この作品はそんな「金を払っても良い」と思えるほどの作品です。少なくとも俺にとっては。
 是非一度、読んでみてください。ウィザードリィやったことなくても面白く読めますよ。実際、俺もそうでした。

 いや、マジで文庫化とかされないかなぁ。
 


2004年6月8日(火)

* サファリ

 身内が誰もいなかったので、とりあえずルーレットで癒されてみた。
 水邪様とかお出でになりやがったが、低空円月が神々しい昇り翔月に化けまくり、速攻で「あ〜が〜め〜よ〜」とか叫びつつお亡くなりになった。疫病神め。
 一方で炎邪たんはいいね。使いやすい。あの技を差し込む感覚は非常に馴染み深くて良い。しかも無印破沙羅よりはやってて気楽なのもポイント高い。

 火月も使ってみた。……意外と難しい、このキャラ。
 強いのはよく分かるんだけど、焦熱魂、大爆殺が上手く出せない。
 蟹スポ大会の塩澤動画を100回見ることにしよう。ウソ。そんな暇人ではない。

 破沙羅で15人抜きして本日は終了。
 最後に負けた相手は破沙羅だった。破沙羅同キャラ戦は安定しないね。激しく運ゲーになりやすい。
 しかし今日は俺のほかに破沙羅使いが二人もいた。プチ破沙羅祭り。いよいよ時代が破沙羅についてきたということか。
 地刺しの使い方とか、色々と勉強させてもらった。早速導入するとしよう。


2004年6月6日(日)

* サムライスピリッツ零 2オン2大会 / 柏クラブセガ

 起こしてもらってなんとか11時頃に起床。眠い……。しかも外を見ると雨が降っている。
 この時点で相当行く気がなくなったが、前日にカイヌマとチームを組む約束をしてしまっている。
 kon邸に残るメンツを恨めしげに眺めて出発。安らかな顔で寝ているトモノさんのヒゲを剃ってやろうかと思ったがやめておいた。なんて寛大な俺。

 電車の中で爆睡して、気が付いたら柏に到着。
 意外と人が多かった。確か17チーム、34名参加。俺とカイヌマはチーム「ヌマルディ」でエントリー。
 なんかエントリー用紙にホームゲーセンを書く欄があったので、「貝沼スポーツランド」と書いておいた。
 いいところです。

 結果としては準決勝でユウさんの雲飛に二タテされて負け。
 闘劇前日のランダム2オン2と同じかよ。つくづくユウさんに対して弱いな俺ら。
 なんかわからないけど不思議な雲飛だった。変なワールドに取り込まれた気分。
 トモノ雲飛に慣れすぎていたのも悪かったか。あのヒゲめ。
 3位決定戦でもJEO君に二人して食われ、4位止まり。しょんぼり。


2004年6月5日(土)

* サムライスピリッツ零SPECIAL シングル大会 / 新宿スポーツランド中央口店

 ウチヤマ邸で昔のSNKのクソゲーをさんざん遊び倒す。
 QUIZ KING OF FIGHTERSとか、ニンジャコンバットとか、NAM-1975とか。
 あ、NAM-1975は神ゲー。間違いない。
 ちなみにNAM-1975というのは銃武者羅の舞台をベトナム戦争(っぽい狂った何か)にしたようなゲーム。
 激ムズのラスボスで死んだらコンティニューも出来ず即ゲームオーバーという漢らしいシステムです。惚れた。

 そんな過去の遺産に癒されまくっていざ蟹へ。
 なんか凄い人数なんですが。なんと参加者53名。闘劇前日を除いたら過去最大規模。
 新規参入者とか、女性プレイヤーとか、ギルティから流れてきた人たちとか色々いた。素晴らしい。
 闘劇効果か。それとも慶寅が調整されたおかげか。この調子で盛り上がっていってほしいところ。

 トーナメント表が作成されたというので見に行ってみる。
 俺の一回戦の相手は誰かな〜? おっ、「川島」ということはようかんマンこと川原か。
 我旺なら普段勝ち越してるから、その通りにやればいけるな。って、え?
ちゅうべえ
 突然の不気味な名前に私はたじろいだ。
 最高の恐怖!!
 まるで金縛りにあったように私は身動きできない!!
 気味の悪いサムライだ! ばかウザい! これが大地の底から蘇った最も恐るべきキャラ「ちゅうべえ」か!

 頑張ったけれども1−2で負け。ちゅうべえuzeeeeeee!!
 2本目のラスト、遠距離から水月刀をジャンプで越えて飛び込んだら遠立ちABが置いてあったという時点で心が折れた。
 塩澤火月よりもトモノ雲飛よりもJEO外道よりも、誰よりも当たりたくない相手と一回戦で当たったというのは不運というしかない。
 野試合ならともかく、大会では勝てる勝てない以前にやりたくなかったのだけど。

 大会は人数の多さもあって盛り上がった。
 川原&赤靴様のジャッジメントタイムとか、むつべの必死な立ちCスキップランランルーとか、塩澤怒りの屈ABぶっぱ、以上の3本でお送りしますた。そんな感じ。
 色々とネタになる大会だった。

 二日連続で外泊はやめようと思っていたのだけど、みんな集まるという誘惑に負けkon邸へ。
 天草降臨の伝説的コンボビデオ「悪・即・斬」を見せて貰った。
 なるほど、これは面白い。後発のコンボビデオに影響を与えまくったというのも頷ける。

 その後NEOGEOで対戦。してたら寝るスペースがなくなってた。
 しかたがないので明け方まで対戦し続けて、9時頃ようやく就寝。
 こんなんで柏の2オン2大会は大丈夫か? だめぽ。


2004年6月4日(金)

* 金カニ

 カニに行く前にモアに寄ってみたら、未だに100円1プレイでした。
 ダメなゲーセンだなプッとか思いながらカニへ。
 ネームバリューだけで客は入らんですよ。

 カニは対戦台が3台に増えていた。良いね。
 そのうちの1台に「JEO放置台」というステッカーが貼られるのも遠くはないだろう。
 まぁね。真面目な話、これで初心者の人たちも来やすくなったと思います。
 ちゃんと空気読んで、虐殺とかしないんで安心していらはいまし。
 練習にもなるし、見てるだけでも面白いはずなんで。

 流石に回転が早く、対戦しまくり。
 そうこうしている内に、腰痛が酷いと言っていたシンさんが顔を見せてくれて一安心。
 でも相変わらずシン閑丸はウザい。大会で当たったら背後から腰をキックしよう。

 閉店後、みんながウチヤマ邸でSPをやるというので俺も行くことに。
 いや、俺はまったく出来ないんですけどね。REALBOUT餓狼伝説SPECIAL。
 新宿から1時間ほどかけて歩いてウチヤマ邸へ。
 ほとんど対戦したことがないという全一様とEFZで対戦。
 大人げなくメインキャラを使って連勝しまくる。
 とか言いつつ、俺も対戦久しぶりだったのでちょっと危なかったのは秘密だ。
 REALBOUT餓狼伝説SPECIALでビリーのジャンプ攻撃の酷さを見せて貰って満足して就寝。


2004年6月2日(水)

* 破沙羅ダイヤ

 なんとなくで書いてみる。ぶっちゃけ相当適当なのでスルー推奨。

慶寅 5.5
ミナ 7.5
雲飛 5
外道 5
羅刹丸 4.5
レラ 5
炎邪 7
水邪 5
覇王丸 4.5
ナコルル 6
半蔵 5
ガルフォード 5
右京 3.5
狂死郎 5.5
十兵衛 4
シャル 4.5
タムタム 6
幻十郎 4.5
閑丸 4.5
リムルル 6
骸羅 7
火月 5
蒼月 7
天草 6
斬紅郎 6.5
我旺 6
ミヅキ 7

計148(+11)

 強気過ぎ? でも今回、SやAには届かないまでもBクラスには入ると思うんだけどなぁ。
 ジャンプABの判定とダメージ。遠立ちABの発生とリーチ。小足と立ちAとダッシュAのラッシュと固めからの投げ。
 これだけでも10人抜きはいける。強い。しかもさらに鵺魂とか影騙しとかもある。超強い。
 割と厨キャラだとすら思うのだけど。なんで巷ではあまり見ないんでしょう。


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